2018年2月15日木曜日
ゴッホ展
こんにちは!
春が近づいて来ているのか昨日、今日と
暖かいですね。もう寒波は勘弁して欲しい。
先週の3連休も寒くて魚釣りに行く気もせず
初日は水泳練習行って家に籠ってましたが
3日間も家に籠るのは退屈なので超寒い中
意を決して京都国立近代美術館に行ってきました。
ゴッホ展を3月4日まで開催しています。
ホームページは http://www.momak.go.jp/
文学部美学科出身ですが美術館より
博物館の方が好きで国立民族学博物館とか
ベトナムも含めて各地の博物館は見つけしだい
見学してます。あと水族館も。福井の
恐竜博物館は絶対行くべきですね。
地球の歴史もわかるし恐竜の大きさがよく
わかります。ナンノコッチャ??
さて、伊集院 静さんの「旅行鞄にはなびら」
というゴッホやミロやシャガールの足跡を辿る
紀行エッセイを先月たまたま読んで一番最初に
ゴッホについて書いてありその挿絵のアーモンドの花が
頭に残っていて先週たまたまNHKでゴッホさんの特集の
番組を見て再度たまたま電車の中吊り広告でゴッホ展の
ポスターを見てたまたまが3つも重なるとはゴッホさんが
私を呼んでいるのかもしれないと思い(まあNHKの番組と
電車のポスターは広告戦略かもしれないが)これも
何かの縁かと一人寒風吹きすさぶ京都に行きました。
京阪三条駅から外に出ると予想に違わず大阪より風が
冷たくて寒い寒い。某証券マン時代に営業もせずに
北浜から特急に乗って京都市内を毎日ウロウロしていたのを
思い出しながら30年近く前ですが地図も持たず
一発で美術館に着きました。人生に無駄はないですね。
ちょっと違うか。
こんなに寒いから見学に来る人も少ないだろうな~と
タカをくくって昼過ぎに着きましたが、美術館の前は長蛇の列。
日曜日とはいえみんなNHK見てポスター見て来たのか??
入場券買うのに30分並んでそれから入場するのに20分ぐらい
かかって結局画をみるのに1時間ほどかかりました。
人気があるのですね。ゴッホさんは。37歳で拳銃自殺する
時は全く想像もつかなかったでしょう。本当に勿体ない。
結局お目当てのアーモンドの花の画は展示されていなくて
私がリストを見て勘違いをしたアーモンドの咲く木の画は
あったのですが久しぶりにゴッホの実物の絵を見てその
エネルギーに圧倒されました。特にアルルに移ってからの
作品が精神を病んでいたからかどうか絵から気と言うか
オーラと言うかとてつもないパワーが発散されていました。
それは自画像でも風景画でも花の画も同じです。
色使いが強烈なのでその所為かとも思いましたがあれは
おそらく仏師が仏像に魂を込めるというのと同じような
感じがしました。画家として決して恵まれているとは言えないし、
物心ついてからは他人に自分を理解してもらえないし、
最後は狂人扱いされてゴッホは自殺するのを覚悟して
全てのパワーを画に閉じ込めたのではないかと思います。
それが元にあってあの色が出てきたような気がします。
いっしょに展示されていた浮世絵は全く見ずにゴッホの
画だけを押しつ押されつしてじっくり見ていきました。
美術館を出たらえらい疲れているので最初は大勢の人ごみの
中にいて疲れたのかと思いましたが何か違う感じで
どうもゴッホのエネルギーに負けたようです。
うまく言えませんが。そんな感じです。
帰りに昔お世話になった哲学の道や法然院に行こうと
思ってましたが何か疲れ果てていて風に当たらないように
路地路地を歩いて三条駅まで帰りつきました。
帰りの特急は満員でさらに疲れました。
今度は会社さぼって平日に来ようかな?
もう少し暖かくなって美術館巡りをしてみようかな。
昨日からベトナムはテト(旧正月)休みに
入っていて仕事がヒマヒマで長い文章になりました。
最後まで読んでくれた方、すみません。
ハハハ。
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